
大宰府政庁跡の北西に鎮座する坂本八幡宮には、祭神として応神天皇が祀られています。『圓満山四王寺縁起』によると、平安初期の弘仁2年(811年)、四王寺山にあった『四王寺』の座主坊として、坂本の地に『善正寺』という寺がありました。
善正寺は天台宗に属しており、九州の天台宗系寺院は八幡宮を境内に祀っていることが多く、善正寺にも八幡宮が祀られたと考えられます。
その後、善正寺は、『武藤少弐氏系図』によると、少弐氏の滅亡と共に廃れたといわれています。
そして、戦国後期の天文・弘治年間、境内にあった八幡宮が勧請されたと伝えられているものの、その由緒は明らかになっていません。
坂本地区の守り神であり、村の鎮守だった坂本八幡宮は、明治維新後の1873年、近代社格制度で村社に列されました。
その後、令和に改まった2019年、坂本神社の境内に御影石製の『令和』碑が建てられました。
なお、宮司は普段、太宰府天満宮に勤務しており、坂本八幡宮に常駐しないものの、祭祀の際には派遣されて奉ります。
【参照サイト】
Wikipedia『坂本八幡宮』
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%82%E6%9C%AC%E5%85%AB%E5%B9%A1%E5%AE%AE
クロスロードふくおか:坂本八幡宮『新元号「令和」の起源として注目される八幡宮
https://www.crossroadfukuoka.jp/spot/11896
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